自分の目でしっかり見てますか。カメラでばかり観ていませんか。

お題「カメラ」

運動会の季節ですね。

ここぞとばかりにカメラを持った人が集まってきますが、カメラでの撮影にばかり集中してしまい自分の目で競技者の演技を見ていないなんてことになってはいないではないでしょうか。

カメラの撮影にばかり集中していると、競技を見ていないということもあります。カメラフレームの中に競技者が収まっているのかどうかしか、みていなかったりします。せっかく目の前で競技をしているのに、みていないというのはとてももったいないことです。撮影できる場所にいると言うことは、撮影映像をテレビ画面で見るより迫力のある競技観戦ができる場所にいるということです。

その競技の瞬間をいつまでも残したいとカメラに収めることも大事です。しかし、目の前で行われている競技にその場で心を動かされるまで観ることも代えがたい体験です。

 

カメラ撮影が盛んであるがゆえに、最近は競技のあとの歓声や拍手もまばらになっていると聞きます。

実際に私が見たことですが、カメラ撮影している人は、競技がおわったときにそのまま手元で撮影し終わった画像の確認をするようです。デジタル機器の撮影ではその場で撮影画像がみられるので、そのようなこともおこります。

競技が終わったあとに観戦している人からのレスポンスが出てこない運動会というのは、とても寒々しいものになってしまいます。

かなしいことに規模の小さい運動会であるほど、こういうことがおこりやすいようです。規模の大きな舞台ではないけれども、そこで活躍しているからこそ、その姿をしっかりカメラに収めたいという思いが裏目に出てしまうのです。せっかくの晴れ舞台であればこそ、カメラ撮影にばかり気をとられずに、その活躍の瞬間に大きな声援を送って観客も参加するのがいいのではないでしょうか。