アルテミア 塩水に生きる生物
アルテミアという生物を買った。
ガシャポン300円で購入した。
聞いたことのない生物の名前だが、プランクトンのような生き物らしい。
手に収まるガシャポンカプセルの中に、ほぼ粉末にしか見えない乾燥状態のアルテミアの卵と海水のもとがはいっていた。
500mlぐらいの容量の瓶を買ってきて、説明書のとおりに海水のもとで海水をつくり。
かれこれティースプーン一杯分ぐらいはあるアルテミアの卵から、爪楊枝の先ですくったほんのちょっぴりの卵を入れて。
目に見えないぐらいの卵が瓶の中でどこに沈んでいったのかも目をこらさないとわからないくらい。
もともとが、ガチャガチャでこどもにせがまれて買ったものなので、私がやったのは
塩素がはいったままの水道水を使わないように、こどもが持ってこぼさないように蓋付きの瓶を用意したぐらいでなもので。あとは、こどもに任せきり。
卵を入れた次の日に、卵と変わらない大きさのものが10匹くらい泳ぎ回ってるのを確認して、放置。
最初の2~3日はこどもが世話をしたがって、毎日のようにえさをいれようとするのをいさめて。放置。
最初の1回目のえさをやはり爪楊枝の先で見えないぐらいの量をいれて、放置。
ネットでアルテミアについて検索すると、けっこう飼育が難しいということが書いてありあまり期待せずに、放置。
しばらくこどもの机の上のインテリアと化していたのだが、ときどき確認すると数匹にまで減りながらも泳ぐ粒がいるのを確認、放置。
こどもの気まぐれで、瓶のふたを開けてのぞいてみたり、えさを爪楊枝でいれてみたりしながら、放置。
もう、飼育しているというか放置している状態で
忘れていた頃に瓶を透かしてみると、見てわかるくらいの大きさに細かい足をせわしなく動かして泳ぐアルテミアが一匹いた。