ピンクうさぎ、かめに負ける

雑記帳。ご興味に合いましたらいらしてください。

元年12月

来年に2020年を迎えようとしている今年、2019年の12月に入った。改元もあった年の最後の月ということで、5月に元号が変わった瞬間から始まった令和元年を終えようとしている月でもある。

 

西暦の年と、和暦を併用している現代では、年度初めとか新年とか、数え年とか、学年、年度、年齢についてのいろいろな数えかたをそれぞれの場面でうまく使いわけていて、とても器用な生活だと思う。特に今年のように、改元のあった年は同じ西暦年のなかでも、元号の違う年が同居していることがある。

今年、西暦2019年の場合は、西暦2019年4月30日までは平成31年で、西暦2019年5月1日からは令和元年。

 

改元の日が5月の1日にあったことで、4月はじめを区切りとする年度の数えかたとすりあわせがどのようにするかで、場所によっていろいろあったようだ。私の知っているところでも、平成の最後の年、31年を記すところと。西暦で書いてしまうところ。表記にそんなに厳格な縛りを持っていないところでは、夏頃までは31年表記、もう近々最近は令和元年表記を使っているなど、けっこうだんだん慣れていくという感じが面白かったりする。

 

過去にも、自分が体感できた年でも改元の年はあって、昭和から平成も体験はしているので、その時々の元号、年の使い方にいろいろあったのだろうと思う。

 

過去、西暦1989年には、西暦1989年1月7日までは昭和64年、西暦1989年1月8日からは平成元年。

 

西暦1926年には、西暦1926年12月24日までは大正15年、西暦1926年12月25日からは昭和元年。

 

近しい人に改元の年に同じような人生の節目を持っているひとがいるので、改元と個人的な人生の節目のシンパシーにはちょっと思い入れてしまうところがある。

今年は西暦2019年5月1日から、西暦2019年12月31日までが令和元年。偶然にも、大事な人の同じような節目を迎えた最後の年の12月をどうすごそうかと考えると。ちょっと、いつもの年末と違う一ヵ月を過ごせそうな気がする。