という商品を購入しました。
薄い封筒型の包装から、一体どんなものが出来上がるのか気になったんですよ。
包装の中心に商品の写真が載っているのですが、それだけじゃなくて本当に手元にできたらどんな感じになるのかなっていうのがハンドクラフト商品を買うときの醍醐味ですよね。
ペーパークラフトの商品なのですが、フレームの中に『鬼滅の刃』のキャラクターの義勇さんと煉獄さんと宇随さんがデザインされています。この漫画のなかではイケメンどころ3人組というところで、素敵な取り合わせですね。鬼滅の刃は2020年の10月に映画が公開され、私も観に行きました。漫画の主人公は少年炭次郎ですが、映画ではこの商品のフレームの右側に立つ煉獄さんがほぼ主人公でとても話題を呼んでいました。
目を引く輝きのフレーム部分には箔押し、それぞれのペーパーパーツはちょっと指で押しても折れないぐらいの堅さの紙がレーザーカット加工されています。
レーザーカットは熱を使って分離させる技術だそうで、細かいところもペーパーのゆがみや変形なしにきれいにきり抜かれていました。もしこれと同じように自分がカッターで切り抜こうとしたら...(汗
箔押しがされているということで実物の輝きぐあいが楽しみです。
細かい切り抜き部分は全部きれいに抜け落ちていて、全体を包む台紙からちょっとした接合部を切って抜き出すだけになっていました。
用意するものにカッターがありましたが、実際ちょっとしか切るところがないけど用意するのは大事です! 出だし、最初に抜き出すときに台紙の枠と1mmにも満たない幅でちょっとしかくっついてないからって指で抜き出そうとしてペーパーを変形させてしまうところでした。けっこうがっちりくっついているので、カッターで切り落とすのが吉。
箔押しはかなり光を反射して輝くキラッキラでした。用意する道具にピンセットもありますが、ペーパーパーツを汚さないようにつくるにはあったほうがいいです。なるべくピンセットで持って工作するようにしましたが、切り抜く力をかけるときとかには指で触っちゃいましたね(^^;)
とまあ、大きな枠からこまかい装飾のパーツまで切り出して、接着して組み立てていくわけですが。
これだけの細かさのものを組み立てるときに使いやすい接着剤って思いつかなくて。この商品を買ったときにちょうど、同じ売り場で売られてたnanoblockの接着剤を流用させてもらいました。ほどよいサイズでうまく使うことができました。結果として、乾くと透明になるし、パーツもしっかり固定されてました。
※追記 1週間ほどあとにnanoblock糊でつけたところが剥がれていました。ペーパーシアターパーツには向いてなかったみたいです。改めて紙接着用途の糊を用意してレビューしたいと思います。
接着剤を塗るときに綿棒を使ってみたところ結構よかったです。綿棒の繊維が抜けて付着しないようにする必要がありますが、細かい位置に接着剤を塗り拡げるのにはほどよく無駄な分を吸って、かつ塗り拡げられたような気がします。
この藤の花のパーツも綿棒を使うことで花一個一個の裏側に接着剤を塗ることができましたね。
で、なんやかんや。手順通りに組み上げて完成!
奥行きがある中にキャラが立っていて飾り甲斐があります!
この商品はペーパーシアターシリーズの難易度5段階のうちの難易度1、一番易しい難易度なので、キャラは一枚印刷です。組み上げてから気になったことはキャラの立ち姿の縁取りカットの黒い余裕部分がけっこう広いので、細かい作業でがんばった背景のペーパークラフト部分がほとんど隠れてしまうところ(T_T)
今回は、もうフレームまでのり付けして組み上げてしまったけど、今度やるときはキャラの縁に沿って自分でカッターで切ってみたい!いや、けっこうペーパーが堅いから無理かもしれない(^^;)
ペーパーシアターの商品ではいろいろな難易度の商品を出していて、最高難易度の商品ではかなり細かいパーツまで切り抜いたペーパーで組み立てるようなので、次はそれにも挑戦してみたいです!
鬼滅の刃のキャラクターでも最高難易度の商品を出してください!