旺文社 標準国語辞典「新訂版」
国語辞典なんて、そんなに買い足す機会はない。一回、必要に迫られて買ったら、たいていはそれをずっと使ってると思う。
そして何を基準に選んだのかも、よく覚えていない。授業で指定されてたり、辞書を開いてピンとくるものだったり。
私の手元にある国語辞典もそんなわけで、奥付を見ると95年発行のものだったりする。
この国語辞典の題名にはいっている「標準」の意味はこの辞典本人によると、「物事の程度を決める基になる目当て。よりどころ。ごく普通であること」だそうだ。
見出し語を読んでいくと、だいたいわかることばばかりだけれども説明を読んでみると面白い。このことばもあのことばも、あらためてそのように説明できるのかと新鮮にうつる。
ペラペラとめくっていくと、だいたい、ほとんどわかる見出しばかりかと思うと、ときどきこんな言葉もあるのかというのも出てくる。
まだまだ私の頭も標準を装備しているとは言えないようだ。この国語辞典を大事に使っていこう。