ピンクうさぎ、かめに負ける

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電子辞書の引っ越し

電子辞書とは編集

  • 手のひらサイズで紙の辞書が数冊から数十冊分入っている、夢のような道具。EPWING形式やロボワード形式に代表される、OSに関係なく利用できる辞書。Oxford English Dictionary(OED)のような独自形式でOS依存の電子化された辞書。中国語電子辞書事情小学館の中.. 続きを読む
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電子辞書を買い換えた。
以前つかっていた品物はかれこれ20年前の Sony DD-IC5000。画面は白黒液晶で英和国語9巻ぐらいを内蔵するデジタルデータビューワーだ。レスポンスがよく、横断検索がきくいい品物だった。
あるときに知人の最新電子辞書を触らせてもらう機会があって、おどろいた。電子辞書にカラーの写真が内蔵されていたからだ。その最新機種のコンテンツをみていくとカラー画像どころか、音声まで発せられ、かつ英語学習の動画まで内蔵されている。
英和和英辞書だけでも8冊分も入っていて、その上国語の系統の辞書も何冊もあり教養分野の辞典も入っている。そして、特におどろいたことは電子辞書のコンテンツとして学習支援の参考書の内容が内蔵されていて、画面タッチ機能を駆使して参考書を解いていくことができるようになっていることだ。
電子辞書でありながら情報をひくための辞書だけではなく、勉強するためのツールとしても機能している。
私は特にこの、参考書の内容が内蔵されていることがとても気に入った。英検対策も、TOEIC対策も漢検対策も入っている。デジタル勉強ツールとして、いろんな学習向けブレットなどが出ているが、スマホ然り、タブレット然り、家庭用ゲーム機然りソフトを入れれば学習ツールの機能をはたすけれどもその学習ソフトを起動させていないときにも、便利なツールとして機能してしまうことで勉強ツール以外でつかってしまうという、横道に入りやすいという難点がある。もちろん学習ソフトだけのタブレットなどもあるが、その学習内容が開発元のカリキュラムにかたよってしまうという制限があるような気がする。その点、見せてもらった電子辞書ではよくみる参考書がそのまま載っているようだったので、まさに分厚い参考書をデジタル化して手元で閲覧できるといういいとこづくめに思えた。もちろん内蔵されている参考書の単語からはジャンプして辞書を引くこともできた。
 
隔世の感である。今私が持っている20年前の電子辞書で単語を引いて、英語の発音をネットで確認するのに比べたらまったく使い勝手の良さがちがう。
 
斯くして私は電子辞書を買い換えた。ほどほど、英語ができなくて、生活べんり情報とか百名山とかの情報が内蔵されているのにはあまり魅力を感じず、かつ参考書の充実度がいいと思ったCasio Ex-word dataplus10 高校生向けを購入したのである。
 
いまもこの電子辞書とノート一冊を一緒に持ち歩き、内蔵された参考書を閲覧しながら英語と漢字の勉強を進めることができている。