ピンクうさぎ、かめに負ける

雑記帳。ご興味に合いましたらいらしてください。

今から銀の匙を獲得したい!

 

 この漫画について語りたいと思う。

あらすじは、挫折を経験している高校生の主人公が、慣れない農業高校で奮闘するストーリー。

タイトルにつけられている銀の匙は、ヨーロッパで「生まれた子が食べ物に困らないように願いを込めて銀の匙を贈る」風習からとられていて、舞台となっている農業高校にも、校内に銀の匙が飾られている描写がある。それは、そこで学んでいる生徒たちに、食べていく手段を身につけてほしいという学校の方針を示しているもので、ストーリーのなかで登場人物は身を立てるために奮闘していくという物語だ。

登場人物がいろいろな困難を乗り越えるための動機を、農業の理屈だったり、高校生の進路選択の理屈だったりをしっかり消化して、出どころのわからない努力とか根性とかだけでは片付けていないので、フィクションコミックスだけれども読み応えがある。

私自身は高校生活から離れてはや何十年にもなるが、このコミックスを読むとその時期の一途な熱気を思いだして元気がわいてくる。

読んだあとにはたとえ今からでも、銀の匙を得るための努力をしたいと思う気持ちがふつふつとわき上がってくる、とても勇気をもらえるコミックである。

ニューシネマパラダイス

  • タイトルは知ってたけど、観たことなかった名作を観た

ニュー・シネマ・パラダイス (字幕版)

ニューシネマパラダイス。映画の名作を挙げるときかなりの確率で出てくるタイトル。

主人公の半生を振り返るかたちで丁寧に描かれる少年期では、コミカルもあり楽しく観せて。帰郷する主人公のシーンから、なぜかものすごいノスタルジーの感覚を盛り上げてくれる作品になっている。

過去を思い出す切ない気持ちを、思い出させてくれる映画でした。

自分自身の過去を思い出してノスタルジーに浸ろうにも、

きれいな思い出ばかりじゃないから精神的ダメージを負うことがあるけど。この作品は、郷愁の切なさだけをきれいに盛り上げてくれるので(≧∇≦)b

surface付属品で迷う

いま、New surface pro が発売されてるこの時期に、自分が新規購入したのはSurface Pro 4 m3です。

タブレット本体だけです。付属品はなにも同時に購入しませんでした。

キーボードは有線USBキーボードを時々つなげてます。

ネットするときの、検索単語なんかはWindows 10のタッチパネルキーボードで十分まかなえます。なので、純正の付属品は買わないですごすかなと思ったのですが、やはり本体と一緒にスマートに持てるキーボードもほしくなってきました。

New surface proが発表されてしまったので、これからpro4の商品も手に入れにくくなってくると思うし……

ここでキーボードを買ってしまうかとても悩みます。

 

 

パルプフィクションを観た

パルプ・フィクション(吹替版)

ひとまずは時系列を思い出しながらシーンを

組み直して考えてみる。どの登場人物もかっこいい、かわいいから、けっこう中盤で死亡シーンが出てくるのでへこむ。

 

タイトルの前に出てくるレストラン襲撃シーンで、いったい何の話だろう?と引き込ませてからブラックスーツに身を固めたジョントラボルタとサミュエル・L・ジャクソンの二人が、世間話をしながらギャングの仕事をするシーンにいく流れで観ている人を何が起こってるのかわからないままながら、くだらない話をしながらギャングの仕事してるんだよっていうストーリーに巻き込んでいくのが良い。冒頭から始まる関連のわからない二つのストーリーを、訳のわからない台詞の掛け合いで進めてて煙に巻かれる感じで観ていくのが、何も考えないで観られてよかったです。

何も考えないから、かっこよく見えてくるのよね。

サミュエル・L・ジャクソンは、結局何を悟ったんだろう?